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水素Wi-Fiを実演展示|全国みどりと花のフェアかつしかで未来の防災インフラを提案

  • 6月14日
  • 読了時間: 4分

近年、地震や豪雨などの自然災害が増加するなか、災害時における「電気」と「通信」の確保は、地域の安心・安全を支える重要な課題となっています。


ZeMAは、2026年5月24日から31日まで開催された「全国みどりと花のフェアかつしか」ショーケース展示に出展し、水素非常用電源を活用した「水素Wi-Fi」を展示しました。

また、5月31日には来場者参加型のデモンストレーションを実施し、水素エネルギーによって生み出された電力で実際にインターネットへ接続できる環境を体験していただきました。

今回の展示は、水素エネルギーの新たな活用方法を紹介するとともに、災害時の地域インフラとしての可能性を広く発信する機会となりました。




未来のまちづくりを支えるショーケース展示


「全国みどりと花のフェアかつしか」は、東京都葛飾区で開催された大規模な緑花イベントです。「未来に向け成長する みどりと花のまちかつしか」をテーマに、持続可能なまちづくりに関するさまざまな取り組みが紹介されました。

その一環として、東京理科大学葛飾キャンパス図書館棟3階ホワイエでは、未来のまちづくりを支える企業や団体によるショーケース展示が開催されました。

ZeMAブースでは、水素エネルギーを活用した防災ソリューションを展示し、「環境」「防災」「モビリティ」をつなぐ新たな地域インフラの可能性を提案しました。



災害時にも活躍する「水素Wi-Fi」を初披露


今回ZeMAが展示したのは、水素燃料電池による発電と衛星通信を組み合わせた「水素Wi-Fi」です。

大規模災害が発生すると、停電だけでなく通信障害が発生する可能性があります。家族との連絡、避難情報の取得、行政からの情報収集など、現代社会においてインターネットは欠かせないライフラインのひとつです。

そこでZeMAでは、水素エネルギーによって電力を確保しながら、通信環境を維持できる仕組みを紹介しました。


展示期間中には、


  • 「水素でWi-Fiが使えるのですか?」

  • 「災害時でも通信できますか?」


といった質問が寄せられ、水素エネルギーが自動車だけでなく、防災や通信分野にも活用できることに、多くの来場者が関心を寄せていました。




水素電源でインターネット接続を実演


5月31日に実施したデモンストレーションでは、実際に水素を利用してWi-Fi環境を構築しました。


使用した機材は、

  • 衛星インターネットサービス「Starlink」

  • HyPAL小型ハンディタイプ燃料電池発電機

  • 7L水素ガスタンク


です。


さらに、株式会社ミライト・ワンの協力のもと、水素電源から給電を行い、実際に通信環境を構築しました。

来場者は自身のスマートフォンを使い、その場でWi-Fiへ接続。水素から生み出された電力によってインターネットへ接続できる様子を、実際に体験していただきました。

水素燃料電池による発電と衛星通信を組み合わせたこの仕組みは、商用電源や地上通信回線に依存しない「オフグリッド通信(自立型通信環境)」として、災害時の新たな通信インフラとなる可能性を秘めています。



「水素Wi-Fi」の3つの特徴


特徴1:発電時に二酸化炭素を排出しない

水素燃料電池は、水素と空気中の酸素を反応させて発電する仕組みです。発電時に発生するのは主に水であり、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして注目されています。


特徴2:優れた静音性

一般的な発電機と比較してエンジン音が小さいため、避難所や住宅地などでも活用しやすい点が特徴です。災害時の生活環境への負担軽減にもつながります。


特徴3:迅速な起動と長時間運転

短時間で起動できることに加え、長時間の運転が可能であるため、防災用途に適しています。必要なときに素早く電力と通信を確保できることは、災害対応において大きな強みとなります。




電気だけでなく「通信」を守る防災へ


災害時には、電気を確保するだけでなく、必要な情報を得るための通信環境を維持することも重要です。

非常食やモバイルバッテリーの備蓄は広がっていますが、「通信をどう確保するか」という視点は、まだ十分に浸透しているとは言えません。

水素による発電と通信を組み合わせた水素Wi-Fiは、家族や地域とのつながりを維持するための新たな防災インフラとして期待されています。

今回の展示を通じて、多くの来場者に、水素が電気と通信の両方を支えるエネルギーであることを体感していただくことができました。


水素で地域を守る未来へ


ZeMAは、水素エネルギーを「環境」「防災」「地域」の視点から社会実装し、持続可能で安心できる地域づくりを目指しています。

水素自動車や非常用電源、通信インフラなど、水素の活用領域は着実に広がりつつあります。

これからもZeMAは、水素をより身近なエネルギーとして社会へ広げながら、誰もが安心して暮らせる未来の地域インフラづくりに取り組んでまいります。




水素エネルギー/燃料電池/防災DX/レジリエンス/オフグリッド通信/Starlink/地域防災/GX/カーボンニュートラル/災害対応

 
 

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